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陶芸を中心に愛犬柴犬、趣味の家庭菜園、釣り、テニスなどを画像入りで書いていました。今は花・自然・テニス・釣り・料理・旅行などを日記風に綴っています。

利休の朝顔


高瀬川に架かる木造の橋、岡里橋のたもとに、橋脚を埋めるように朝顔が咲いています。濃い青紫のその色は朝顔の原種かと思うぐらいです。
利休と朝顔の有名な逸話がありますが、利休の好んだ朝顔もこんな色だったのではないでしょうか。


利休と朝顔の逸話。
利休の庭で朝顔が見事に咲いていると聞いて、秀吉は利休に茶室に招待するよう命じました。約束の日、利休の庭には1輪の花もなく、秀吉はたいそう腹を立てました。ところが利休は秀吉を茶室に案内します。目に入ったのは、薄暗い床の間に生けられた一輪の朝顔でした。秀吉は庭一面に咲いている朝顔とは違う美しさに感動したのです。利休は庭中に咲いていた朝顔を全部抜き取り、もっとも美しい一輪を床の間に生けて演出したということです。
豪華絢爛を好む秀吉と、一輪の花が持つ美しさを示した利休の美意識の違いがよく表わされています。
ここで思い出すのが、世阿弥 の有名な言葉「秘すれば花,秘せずは花なるべからず。」(風姿花伝)です。
観客の予想も出来ないような芸を持ち、これを演じるならば、大きな効果がある、という意味だそうです。
噂の、きれいな朝顔を見ようとやって来た人に、そのまま見せたのでは何の感動もない。そこで....。利休の美意識と世阿弥の美意識。両者には連なるものがあるようです。もちろん世阿弥の「風姿花伝」は秘伝中の秘伝ですから、利休がこの言葉を知るはずがありません。
      花。ガーデニング。


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