FC2ブログ
陶芸を中心に愛犬柴犬、趣味の家庭菜園、釣り、テニスなどを画像入りで書いていました。今は花・自然・テニス・釣り・料理・旅行などを日記風に綴っています。

「バリコ」
059_convert_20111215143644.jpg

マンションのご親切な方に「バリコ」をいただきました。
きれいに料理されていました。
バリコの肌が光っています。
新鮮さを物語っています。
一夜干しされているようでした。

015_convert_20111215143447.jpg

一枚だけ昨夜からバルコニーに干して、今日のお昼に焼きました。
バリコを食するのは久しぶりです。
上品な塩加減でした。
塩分控えめの「たて塩」(塩水に魚を浸して塩をする)にされたのでしょう。

この地方では、「アイ」あるいは「アイゴ」の小型を「バリコ」といいます。
私の故郷尾鷲では、「アイノバリ」と言ってました。
バリコ」という言い方は、この地方だけの呼び名のようです。
骨ごとばりばり食うので「バリコ」というのは冗談ですが、何せ焼いた骨やひれが美味しいのです。
こんがり焼いた頭は、目玉以外はほとんど食べられますよ。

002_convert_20111216081612.jpg

アイは臭いがきつく、イガミと同じように好まない方がいます。
私はいただいたバリコをもう一夜干しました。
臭いは少なくなりました。

アイ」の背びれや胸びれには、毒を持った「針」があります。
その針で突き刺すと痛みは三日ほど続きます。
私は何度も経験しました。
「バリ」とは、「針」のことだと思います。

釣り上げて、「イケス」に入れる際によく刺されます。
竿でごぼう抜きに釣り上げたアイが、腿に当たって刺されたこともありました。

料理のとき、注意していても胸びれの針で刺してしまうことがありました。
そこで、料理前にすべての針をはさみで切ることにしていました。

こちらに来た当時は、アイがよく釣れました。
田辺湾内どこでも釣れた年もありました。
磯間の波止場でも釣れました。

餌はうどん粉に酒粕や味噌、さなぎ粉などを混ぜたものが市販されていました。
それを小さな玉にして、針先につけます。
えさの30cmほど上の重しに、糠などの「かばせ」(かぶせともいう)を握って撒き餌にします。
アイはえさ(玉)を上方からかじるように食べます。
そのとき浮子が少し沈みます。
その瞬間掛け合わせて釣ります。

遊漁船の「みふじ丸」さんにもよく通いました。
南部の目津(めづ)沖に船を掛けて釣りました。
手釣りです。
100匹ほど釣ったことがありました。

じっと待っていても釣れません。
えさとかばせの水深を少しずつ上げながら、アタリをとります。
アタリにうまく合わせて一気に針掛けします。
アイはよく引くので、釣るのが面白い魚種です。

これまで魚をたくさん釣り、たくさん食べました。
私は魚籃観音様にお参りし、お許しを乞わねばならぬ身です。

    2011.12.15          くまお


057_convert_20111216002426.jpg

             * 朝日に浮かぶ小山島と遠くの神島

今日のご訪問ありがとうございます。
下の「Comment」部をクリックすると別窓が開いてコメントの記入が出来ます。
お気軽にコメントをどうぞ。
Copyright © 陶芸アトリエ高瀬川. all rights reserved.
Customized by Kumanomi