カムイワッカ湯の滝へ行くため、ウトロ温泉バスターミナルに出かけました。
午後1時10分のバスがもうすぐ来ることになっていました。
バスターミナルのおばさんに車を駐車したままでいいか尋ねました。
駐車するなら知床自然センターの方へ行ってくださいとのことでした。
私は急いで知床自然センターに出向きました。
ところが昨日立ち寄ったのに、道を間違えてしまいました。
通り過ぎてしまい、知床五湖のすぐ近くまで走ってしまいました。
慌てて引き返すうちに、カムイワッカ湯の滝行のバスとすれ違いました。
うろうろしているうちに結局、バス二本乗り遅れてしまいました。
私はようやく知床自然センターで、午後2時40分のバスに乗りました。
カムイワッカ湯の滝には3時23分に着きました。
橋を渡ると右手に滝への登り口があります。
ところが左手の山にヒグマが出てきていて待機となりました。
* 一の滝の滝つぼです。
しばらくしてレンジャーの方が見守る中、湯の滝へ登り始めました。
湯水が流れている滝岩を歩くことになりました。
その方が滑らないとのことでした。
私は代わりの靴を用意していませんでした。
靴を脱ぎ、靴下のまま湯の滝岩を登って行きました。
ぬるい温度の湯でした。
私は先頭を行くレンジャーの方に続いて登りました。
現在のカムイワッカ湯の滝は、一の滝までしか行けません。
車道はがけ崩れで通行止めになっており、滝は岩が崩れる危険があるからでした。
一の滝から二の滝への眺めです。
以前は四の滝まで登って行けたのだそうです。
カムイワッカ湯の滝は、私にとって知床半島での最後の見学地となりました。
知床自然センターには午後5時前に到着しました。
1964年、知床の地は国立公園に指定されました。
この地には縄文時代から人が住んでおり、遺跡も見つかっております。
平安時代後期からはアイヌが居住していました。
江戸時代末期には硫黄の採掘が始まった他、
戦前から戦後にかけては、まとまった入植・開墾が進められました。
厳しい自然環境から人の定住は困難であり、開拓農家は次々とこの地を離れました。
結果として、ほぼ手つかずの自然が残されることになりました。
2005年、国立公園とその周辺がユネスコの世界自然遺産に登録されました。
(ウィキペディアによる)
私は国民宿舎桂田に連泊しました。
夕食は昨日とは違った食事内容にしてくれました。
タラの鍋やキンキの塩焼き、ホタテなどなどでした。
今日も大変美味しい夕食でした。
お酒は初めてのジャガイモ焼酎をワンカップ飲んでみました。
あっさりして飲みやすかったです。
次に、知床ワインの白をハーフボトルで注文しました。
これもフルティーで美味しかったです。
今回の北海道の旅は、いよいよ明日でおしまいです。
女満別空港から関西空港へのフライト予定です。
2012.8.20 くまお
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