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陶芸を中心に愛犬柴犬、趣味の家庭菜園、釣り、テニスなどを画像入りで書いていました。今は花・自然・テニス・釣り・料理・旅行などを日記風に綴っています。

熊野水軍の出城跡
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             * 日置川河口を港に帰る漁船

10月7日午前、私は枯木灘海岸へ出かけました。
前夜は花火撮影に失敗し、大きなショックを受けていました。
私には気分転換が必要でした。
美しい海岸沿いに串本大島の樫野崎灯台まで行き、伊勢海老丼を食べて帰るつもりでした。

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途中、椿の磯や日置の志原海岸を撮影しながら、日置の旧国道に入りました。

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急坂を上ったところに、「熊野枯木灘海岸県立自然公園」と「出城跡」の案内板が立てられていました。

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通り過ぎたあと、どのような城跡か気になって引き返しました。
案内板の奥に、海へ突き出た岩山に上って行く小道がありました。
多分海の見える広場があって、石垣が築かれているのであろうと私は推測しました。
私は行ってみることにしました。
雑木林の中をかき分けるようにして10分ほど進みました。

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左手の木々の間よりようやく磯が垣間見られました。

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少し行くと、15坪ぐらいの平地がありました。
ここが出城跡の頂きのようでしたが、石垣らしいものはありませんでした。
私はさらに出城跡の先端に向かって下って行きました。

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馬目樫の古木が行く手を遮ります。
潮騒が徐々に近づいてはきますが、なかなか見晴らしの良い先端までたどり着きません。
私はたびたび引き返そうかと思いました。

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歩き始めてから約30分、やっと出城跡の先端部に出ました。
雑木が生い茂って見晴らしどころではありませんでした。
枯れた立木も見られました。
枯木灘と称されるゆえんです。

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私は海に落ちないよう木につかまりながら、左右の風景を撮りました。

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岩礁にうねりを伴った波が時折激しく打ち付けておりました。

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トベラは出城の先端部を防御するかのように、地面にしがみついていました。
木の葉は強い日射しを海面に照り返していました。

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 * 日置川の水がゆったり海に流れ込んでいる河口の先端部が出城跡です。

あとで調べて分かったことですが、
熊野水軍の本拠地の一つであった安宅(あたぎ)氏の出城跡でした。
本城は河口より2.5㎞ほどの地にありました。

熊野水軍は平安時代末期・源平合戦で活躍したことで知られています。
熊野水軍の本拠地として、日置川の安宅氏、すさみの周参見氏、新宮の鵜殿氏、尾鷲九鬼の九鬼氏、尾鷲浦の向井氏などがありました。
彼らを統括していたのが熊野別当でした。新宮別当家は源氏とつながりを持ち、田辺別当家は平氏とのつながりが強かったようです。
源平合戦の壇ノ浦の戦いでは、平氏方であった田辺別当湛増が源氏方について源氏に勝利をもたらしました。
弁慶祭りの「鶏合せ神事」は、この逸話にのっとって行われています。
武蔵坊弁慶は湛増の子とも言われています。  (ウィキペディア等による)

案内板のあるところに戻ったのは、午後1時半を過ぎていました。
私は伊勢海老丼を諦めてマンションに引き返しました。
それにしても、「出城跡」だけの案内板は如何なものでしょうか。
もう少し丁寧な案内が欲しいものです。

    2012.10.7       くまお 


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