陶芸を中心に愛犬柴犬、趣味の家庭菜園、釣り、テニスなどを画像入りで書いていました。今は花・自然・テニス・釣り・料理・旅行などを日記風に綴っています。

立夏の日の蝉
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今日5月5日は立夏の日でした。
3日から帰省していた娘夫婦と孫は朝帰りました。
車の渋滞を考慮して、朝ご飯なしで出立させました。

見送った後、部屋の掃除を済ませバルコニーを見ました。
ウッドデッキの上に虫が一匹います。

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よくみると、蝉でした。
夏ゼミの声を聴かないうちからのご来訪です。
手に取ると、せみは手足を少しだけ動かしました。
生きているのです。

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もう少し鮮明に撮ろうと思って、白い紙の上に乗せました。
とてもきれいな翅をしています。
ニイニイゼミのようです。
季節は違いますが、ツクツクボウシに似ています。

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ひっくり返すと、まるで死んだように全く動きません。
私はどうしたものかと考えました。

私はふと、童謡「歌を忘れたカナリア」(詩・西条八十)を思い出しました。

  歌を忘れたカナりアは 後ろの山に棄てましょか
  いえいえ それはかわいそう

  歌を忘れたカナリアは 背戸の小籔に埋けましょか
  いえいえ それはなりませぬ

  ・・・・・・・ 

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私は水をたっぷり含ませたティッシュペーパーの上にセミを乗せました。
暫く経って見ると、せみは居ませんでした。
ウッドデッキの辺りを探しましたが、せみの姿は見当たりません。
濡れたティッシュペーパーの塊が、まるで蝉の抜け殻のように紙の上に残っているだけでした。

水分を吸収したせみは、元気がついてどこかへ飛んで行ったようです。
私はほっとしました。

思えば子供時分、セミやトンボを捕らえては死なせてしまいました。
母親によく叱られたものでした。

立夏の日の思いがけぬ蝉との出会いでした。

    2012.5.5        くまお


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