FC2ブログ
陶芸を中心に愛犬柴犬、趣味の家庭菜園、釣り、テニスなどを画像入りで書いていました。今は花・自然・テニス・釣り・料理・旅行などを日記風に綴っています。

北海道の自然と生物(その16-ウトロ漁港)
2012-08-20+(12)_convert_20120916001658.jpg

8月20日早朝、大きな騒音で目が覚めました。
窓を開けると、定置網漁に向かう何隻もの漁船のけたたましいエンジン音でした。
磯間に住まいした3年間、朝暗いうちから出漁する巻き網船のエンジン音に目覚めたことを思い出しました。

2012-08-20+(22)_convert_20120915225308.jpg

国民宿舎の眼前にも定置網が仕掛けられていました。
漁船はロープを網に結んで引っ張り、網を手繰り寄せているようでした。

2012-08-20+(33)_convert_20120915225917.jpg

「そうだ、朝のウトロ漁港に行ってみよう。」と、とっさに思いました。
午前6時半の漁港は水揚げしている様子がなく、静かでした。
オロンコ岩の島影が水面にくっきり映っていました。
すでに何隻か水揚げを終えたようでした。
私はひとまず宿に戻ることにしました。

2012-08-20+(45)_convert_20120915230201.jpg

宿に着くと目前で、クレーンを備えた漁船が、定置網に入った獲物を大きなタモで掬い上げていました。

2012-08-20+(53)_convert_20120915235905.jpg

漁を終えた漁船はフルスピードで、意気揚々とウトロ漁港に戻って行きました。

今日の私の予定は、午前9時半から3時間の知床岬へのクルージングでした。
朝食を済ませ、9時前に乗船手続きを済ませました。
9時15分集合の指示がありました。

2012-08-20+(86)_convert_20120915231744.jpg

私は再び近くのウトロ漁港に行ってみました。
二隻の漁船が水揚げの最中でした。

2012-08-20+(69)_convert_20120915230532.jpg

船倉から大きなタモで掬い上げられた魚が選り分けられていました。

2012-08-20+(77)_convert_20120915230740.jpg

私は鮭かと思いましたが、調べてみるとほとんどは樺太鱒でした。
樺太鱒の漁期は7月からで、鮭は9月から始まります。

2012-08-20+(65)_convert_20120915230350.jpg

樺太鱒に交じって、鮭やエイ、ブリなども定置網に入ってくるようです。

2012-08-20+(76)_convert_20120915230932.jpg

フォークリフトが行き交う中、私は遠慮がちにカメラを向けていました。
すると、威勢の良い漁師の大将が、「写真撮ったか?」と私に声を掛けてくれました。
そして、大きなブリを手に提げて撮らせてくれました。

2012-08-20+(91)_convert_20120915232200.jpg

獲物に集まってきたカモメたちに交じって、空飛ぶ魚もいました。

2012-08-20+(84)_convert_20120915231322.jpg

一度では定置網に入った魚を獲りきれないのでしょう。
水揚げしたのち、急いで沖に向かう漁船もありました。
活気に満ちた知床ウトロ漁港の朝の風景でした。

    2012.8.20         くまお


今日のご訪問ありがとうございます。
下の「Comment」部をクリックすると別窓が開いてコメントの記入が出来ます。
お気軽にコメントをどうぞ。

Comment

 秘密にする

ホタテ貝が聖なる貝
ホタテ貝はヤコブのシンボルであり、サンティエゴの巡礼者が持ち歩くものであることは全く知りませんでした。
「サティエゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道」と「熊野古道」は、1998年に姉妹提携を結びました。ガリシア州の首相と和歌山県知事が立ち会っています。
それ以来、和歌山県から大勢の人がスペインの巡礼の道を訪問しました。
マンションの先輩も参加しました。
残念ながら、私とクマノミさんは参加しておりません。
さすが社長さんです。
いろいろなことを良く知っていらっしゃいますね。

貝の養殖は網籠に入れて海中に沈めるのですね。
顔より大きい立派なホタテ貝があるなんて!
小舟に立てれば帆になるかも。  くまお




くまお | URL | 2012/09/17/Mon 10:29[EDIT]
ヤコブの貝
ホタテ貝はキリストの12使徒の一人、ヤコブのシンボルです。
スペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラは『星の巡礼』(あ、また泣けてきた)で有名なカトリック3大聖地の一つ。巡礼者はホタテ貝、ヒョウタン、そして杖を持ってフランスから800キロを歩きます。ホタテ貝はヤコブが水を飲んだりお皿として使ったり托鉢に使ったりしたとか、殉教した彼の遺体を運んだ船の底にホタテが付いてたとか、もともと彼は漁師だったからとか、有名な漁村でもあったサンティアゴ・デ・コンポステーラでホタテを食べた後の貝を巡礼者たちが証拠として持ち帰ったとかいろんな説があります。今も巡礼者たちはホタテに糸を通したものを身につけて旅をします。保険を売っているとこの巡礼の旅に出るお客様も沢山いらっしゃいます。日本でいうとお遍路さんみたいなものでしょうか。
ホタテの赤ちゃんを掌に乗せてもらったことがありますが、1センチにも満たなくてビックリしました。クシャミをしたら飛んで行ってしまいそうな頼りない重さなのになんとちゃんと動くのが掌でわかるのです。こんなに小さい命なのに一生懸命生きている。これを養殖場(でも海のと真ん中)に浮きをつけた網かごに入れて放ち、冬に水揚げしますが、顔より大きな立派な貝に育ちます。海流や水温の条件、ヒトデなどの天敵が少ない場所を選んで海中に置く訳ですが、結局は成長は海の恵みに全て任せます。採れたてのホタテのお刺身の味は今でも忘れられません。
あさのひかり(社長) | URL | 2012/09/17/Mon 05:32[EDIT]
ホタテ丼美味しかったですよ!
ホタテの種苗を採取し稚貝として育て出荷するまでには、大変な苦労がいるのですね。そして、稚貝を養殖場に放流する。
私には「放流する」という状況がよく解りません。広い海にそのまま放つのか、ある範囲の中で育てるのか、籠に入れて海中で育てるのか?

なにはともあれ、北海道産のホタテは、綺麗な海で育っていることは確かです。
生ホタテがあんなに美味しいのですから。
くまお | URL | 2012/09/16/Sun 15:02[EDIT]
北の漁港
父の実家はホタテの養殖をやっています。
こんな感じ(http://www.fishexp.hro.or.jp/shidousyo/fishery/gyogyou/hotateyou2/hotateyou2.htm)
春に小さな小さなホタテ貝の赤ちゃんを篭にいれて海に放ち、秋から冬に水揚げをしますが、小学生の頃、船に乗せてもらって篭を見に行った事があります。
くまお様の写真にあるようなクレーンのある船で、乗り心地はあまり良くありませんでしたが漁師の仕事は大変だなあ、と思いました。夏は暑くて直ぐに日焼けしてしまいます。天候に左右されて海が時化ると身動きがとれないし、ホタテは水温や水質、海の生態系に左右され易いし、ホタテ以外にも魚を取らないと食べていけません。捕れる魚の種類も量も国が決めるし漁の場所にも期間にもいろいろと制限があります。
スーパーなどで買う一方の消費者には漁師や農民の苦労は分からないでしょうね。お店に行けば売っているのが当たり前。でも本当はそこへたどり着くまでに自然との闘いがあるのです。
あさのひかり(社長) | URL | 2012/09/16/Sun 13:41[EDIT]
Copyright © 陶芸アトリエ高瀬川. all rights reserved.
Customized by Kumanomi