陶芸を中心に愛犬柴犬、趣味の家庭菜園、釣り、テニスなどを画像入りで書いていました。今は花・自然・テニス・釣り・料理・旅行などを日記風に綴っています。

伊吹山讃歌(山頂から東遊歩道を下る)
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          * 伊吹山山頂より山頂駐車場を見下ろす。

お昼前から空は晴れてきましたが、もう一つ視界がはっきりしませんでした。
視界の良い時は、琵琶湖はもちろん、木曽の御嶽山も見えるそうです。

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    * 前方奥にうっすらと見えるのは、滋賀県第二位の金糞岳(1317m)

空中を模型飛行機が旋回していました。
山頂に生息する一番いの鷹を誘い出して撮影するためだそうです。
確かに鷹がやってきましたが、私は画像に収めることが出来ませんでした。

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そろそろ山頂から下りようとしていたころ、伊吹山お花畑ガイドさんによる東遊歩道のガイドがあることを知りました。

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午後1時からなので、約一時間待って参加することに決めました。
そこでもう一度お花畑を歩いてみました。

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ところが、歩くたびにパタパタという音がしました。
私の左の靴底が剥がれかかっていたのでした。

これは大変だ、東遊歩道(60分)を下るのをやめて、中央遊歩道(20分)にしようと思いました。
縛る紐でもあれば、60分は持つかもしれないと思い直しました。
リュックに入れてきた、防寒用のトレパンの紐を引き抜いて縛ってみました。
大丈夫そうなので、ガイドさんについて東遊歩道を下ることにしました。

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午後1時から10分間、伊吹山についての説明がありました。

「1377mくらいの高さなのに、背の高い樹木が生えていない」理由を説明してくれました。

その理由とは、

 ・ 強い風が吹く。(琵琶湖と伊勢湾を結ぶ線上にあり、その間の高い山は伊吹山だけである。)

 ・ 石灰岩の山のため、肥沃な土壌でない。

 ・ 古代より薬草の採集地や家畜の放牧地として利用されてきたため、植林されてこなかった。

などでした。

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説明のあと、ボランティアガイドの藤井さんが東遊歩道を下りながら、実物の草花や薬草などを説明してくれました。
15名ほどの参加者がありました。

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大勢で下りながらの説明なので、草花の画像はうまく撮れていませんでした。
それはともかく、素敵なガイドをしていただき、思いもよらぬ有意義な時間を過ごすことが出来ました。

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東遊歩道お花畑も綺麗でした。

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山裾に見えているのは薬草園のようです。

 平安時代、朝廷に献上された薬草の種類として、近江国73種、美濃国63種と記載されており、他国に比して群を抜く多さで、当時から薬草がたくさん自生していた伊吹山を近江・美濃の国が共有していたからだと言われています。                                                                                                               
                    (伊吹山もりびとの会発行の「伊吹の薬草」)

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サラシナショウマ(晒菜升麻)は、これから秋の野に賑わいを見せてくれそうです。
根茎は薬草として利用されます。

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東遊歩道のコースもあとわずかになってきました。
上方に見える樹木はブナの木です。
人の背丈ぐらいしか伸びないとのことでした。

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マルバダケブキ(丸葉岳蕗)です。ツワブキによく似ていました。

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有名なイブキトリカブト(伊吹鳥兜)です。
少し離れた上方に咲いていました。
大変きれいな紫色をしていました。
薬草ですが、毒性が強いので決して手を触れないでくださいとのことです。

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午後2時半ごろ山頂駐車場に下りてきました。
私は4時間ほど山頂にいたことになります。
朝は霧で全く見えなかった伊吹山山頂の全容と対面しました。
深い感動が私の胸の内に湧いてきました。
ふと百人一首の歌が浮かんできました。

* かくとだにえやはいぶきのさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひを  藤原実方

(歌意)こんなにあなたを思っていますというそのことだけでさえ私には言えない。言えないのだから、 あの伊吹山のさしも草のように燃えているこの胸の思い火を、あなたはそれとご存知ないでしょうね。

                              (『和歌の解釈と鑑賞事典』)

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レストハウスで、「伊吹薬草ソフト」を食べました。
大変美味しかったです。
元気も出てきました。

私は疲れを知らない子供のように、次に「関ヶ原合戦の地」を見学すべく車を走らせました。

    2013.8.9           くまお


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