
* バリ島 デンパサールビーチの朝明け
6月16日午前5時半、私はそっと起きだし、ホテルの庭園を通って、ビーチに出ました。
午前6時15分が日の出の時刻です。
残念ながら水平線上には雲が多くかかっており、日の出の瞬間は見られそうもありません。

まだ薄暗い渚の向こうに、人影が動きました。

よく観察してみると、網を張っては長い棒で海面を叩いていました。
早朝の海に入り、漁をしているようでした。

漁を終えて帰りに着くころに、朝の光が雲の切れ目から差してきました。

どれだけの魚が獲れたのか、私にはよく分かりませんでした。
漁夫はやや疲れたような様子で、私の前を通り過ぎて行きました。
「早起きは三文の徳」と言われるように、珍しい光景に出合いました。


沖はリーフになっているようでした。
ダイバースポットなのかもしれません。
一人のオッチャンが近づいてきて、「中国人、それとも日本人?」と話しかけてきました。
私は「日本人だ。」と答えました。
「釣り船をチャーターしないか。」と勧誘してきました。
「釣りは好きだが、そのような時間がない。」と断りました。
オッチャンは、「でかい魚の刺身を食べると、ビンビン精がつくよ。」と言って、手真似をしては笑っていました。
午前7時が朝食の時間なので、私はオッチャンに別れを告げてビーチを去りました。


ホテルのプールの上には、バリの花フランジパニ(英名:プルメリア)が、ようやく差し始めた朝陽に浮かぶように咲いていました。
本日の観光予定は、海に浮かぶ「タナ・ロット寺院」、壮大な棚田の風景を見渡せる世界遺産「ジャティルウィ」、バリ島で一番美しいと言われる「タマン・アユン寺院」などの見学となっています。
2014.6.16 くまお
今日のご訪問ありがとうございます。
下の「Comment」部をクリックすると別窓が開いてコメントの記入が出来ます。
お気軽にコメントをどうぞ。
Comment
| ホーム |