陶芸を中心に愛犬柴犬、趣味の家庭菜園、釣り、テニスなどを画像入りで書いていました。今は花・自然・テニス・釣り・料理・旅行などを日記風に綴っています。

『朝鮮と日本に生きる』(金 時鐘 著)を読んで
DSCF2896_20160114161603517.jpg

               * 副題「済州島から猪飼野へ」


一ヶ月ほど前の朝日新聞で取り上げられていた、上掲の岩波新書を読みました。

私にとって、とても重い一冊の本でした。
読み終えるのに、二週間ほどの時間を要しました。

「四・三事件」のことは、私は全く知りませんでした。
読み終えた後、調べてみると、この事件は、映画「チスル」で取り上げられているそうです。

DSCF2897_2016011416160244e.jpg

本の帯文からも、私達日本人に深くかかわっていたことが解りました。

裏表紙には、こうも記されています。

 日本統治下の済州島で育った著者(1929~)は、天皇を崇拝する典型的な皇国少年だった。1945年の「解放」を機に朝鮮人として目覚め、自主独立運動に飛び込む。単独選挙に反対して起こった武装蜂起(四・三事件)の体験、来日後の猪飼野での生活など波乱万丈の半生を語る詩人の自伝的回想。・・・・・

私は済州島といえば観光の島であることしか知りませんでした。
現在多くの観光客で賑わう島で、かつて起こった「四・三事件」。

ウィキペディアの説明を少し引用します。

 1948年4月3日に、在朝鮮アメリカ陸軍司令部軍政庁支配下にある南朝鮮(現在の大韓民国)の島済州島で起こった島民の蜂起にともない、南朝鮮国防警備隊、韓国軍、韓国警察、朝鮮半島本土の右翼青年団などが、1954年9月21日までの期間に引き起こした一連の島民虐殺事件である。
 韓国政府側は、事件に南朝鮮労働党が関与しているとして政府軍、警察による粛清をおこない、島民の5人に1人にあたる6万人が虐殺された。また、済州島の村々の70%が焼き尽くされた。・・・・・


思い起こせば、私の小学校の5・6年の同級生に「金ちゃん」がいました。
金ちゃんのうちへ遊びに行ったことがあります。
同和地区の近くに住んでいました。
金ちゃんには兄がいて、二人とも高校まで進学しました。
とても頑張り屋で、クラブ活動やマラソン大会などで活躍していました。

小学校の同級会で、「金ちゃんは今どうしているのだろう、北に帰ったのだろうか。」という話しになりました。
北朝鮮の状況を考えたとき、金ちゃんが無事でいてくれることを願うばかりです。

今日、小学校の5・6年生担任の恩師から年賀状が届きました。
「随分遅れてしまいました 御免」と添え書きがありました。
先生は御年九十歳を優に越えています。
いつまでもお元気でいて下さい。

      2016.1.14              くまお

追記

「朝顔の花が咲いていたらいいなあ」と、季節はずれなことを思い、新庄公園に行きました。
朝顔や鉄線花が咲いていた網の柵には、当然のことに、なにもありませんでした。
朝顔によく似た色の花を探してみました。


DSCF2910_20160114161603293.jpg



今日のご訪問ありがとうございます。
下の「Comment」部をクリックすると別窓が開いてコメントの記入が出来ます。
お気軽にコメントをどうぞ。

Comment

 秘密にする

Copyright © 陶芸アトリエ高瀬川. all rights reserved.
Customized by Kumanomi