陶芸を中心に愛犬柴犬、趣味の家庭菜園、釣り、テニスなどを画像入りで書いていました。今は花・自然・テニス・釣り・料理・旅行などを日記風に綴っています。

「若狭の旅」(小浜の佛國寺と明通寺)
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                  * 佛國寺山門と本堂


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16日の法要の時、ある方より一枚の短冊と「日票式人生読本」をいただきました。
妻を亡くした私への慰めの気持ちから用意して来てくださったようです。

その方は、佛國寺の老師の話をされました。

戦争中に特攻隊員だった青年は、4番機の出撃を待っていました。
3番機まで出撃した時点で出撃中止となり、戦争が終わりました。
青年は多くの同期の仲間を失いました。

青年は死ぬことだけを考えながら、故郷の新潟方面へ向かっていました。
若狭の地で、佛國寺の先師と出会って、自分の身の上を話しました。
先師に「生き長らえて、亡くなった仲間を弔いなさい。」と諭されました。

青年はそのまま佛國寺で修行し、先師の跡を継ぎました。
その青年だった老師は、現在86歳だそうです。

その老師に関連した短冊と日票式人生読本だったのです。
そこで私は、佛國寺を訪ねてみることにしました。

案内を乞うと、一人の僧が出てこられ、寺内を案内してくれました。
曹洞宗のお寺で、近くの発心寺から分かれたお寺だそうです。
発心寺には山川登美子のお墓があることを後から知りました。

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一匹の猫が屋根瓦の上に飄々とした表情で座っていました。
老師にはお会いしませんでしたが、老師の姿を垣間見た思いがしました。

「日票式人生読本」はトイレの壁にかけています。
トイレで一人になって読むのがいいのだそうです。


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明通寺に到着したのは午後4時ごろでした。

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明通寺は真言宗御室派のお寺です。
本堂と三重塔が国宝になっています。
本堂は現在桧皮葺きの屋根をふき替え中で、覆いがされていました。

住職の中島哲演さんは、反原発運動に熱心に携わっておられると聞きます。
この若狭の地で反原発運動を興すのには、強い信念を持たれた方なのでしょう。

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三重塔内の仏画は修復中で、初層内部の壁画をガラス越しに初めて見ることが出来ました。
残念ながら、写真撮影は禁止でした。
これまで何度か来訪しましたが、扉は閉まったままでした。

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本堂の工事が邪魔をして、三重塔を遠景で撮ることが出来ませんでした。

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池の緋鯉や樹齢500年のカヤの木を写真に収め、私は薄暗くなる境内を去りました。

若狭小浜は小京都と言われ、お寺や神社の多い町です。
これまで何度かクマノミさんと訪れました。

お水送りの「神宮寺」をはじめ、十一面観音菩薩像の「羽賀寺」、大日如来坐像の「円照寺」等々です。
昨今では、浅井三姉妹のお初の創建寺「常高寺」が有名になっているようです。

私もクマノミさんも信心深い方ではありませんでした。
今思えば、「旅心」で巡っていたようでした。

帰りも若狭湾沿いの道を通りました。
クマノミさんの生家に到着したのは午後5時を過ぎていました。

    2011.10.17           くまお


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      * 三方湖と舟小屋

       

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